Biwako Re-training Horse Project

引退競走馬と共に歩む未来

The Future with Retired Racehorses

ビワコリトレホースプロジェクトの取り組み

私達は競走馬として生まれてきたサラブレッド達が引退した後の余生を、人と関わり合いながら共に暮らせるセカンドキャリアの創生を目指しています。

ビワコリトレホースプロジェクトの取り組み
サラブレッドはレースで活躍する事を夢みて毎年7,000頭以上が生まれますが、競走馬として活躍できるのはほんの一握りのエリートホースたちだけです。しかし、全てのサラブレッドは人々を癒し、笑顔を生み、感動を与える力を持っています。
私たちは、各馬の個性や特性を生かすために、乗馬技術を駆使して再調教を施し、違う舞台でも活躍できるセカンドチャンスを成功に導いていくために全力を尽くしています。
人間と共存していくためには、人々が馬のために尽力するだけでなく、馬もまた共に働き、汗を流す必要があります。馬が人々の役に立つことで、両者は共に成長し、共存することができると考えております。

私達はこの美しく精悍なサラブレッド達の活躍の場を提供すべくセカンドチャンスのお手伝いさせていただきます。

  • 引退競走馬のセカンドキャリア例

    ・馬術競技の競技馬(アスリート)
    障害馬術、馬場馬術、総合馬術(クロスカントリー)
    ・乗馬クラブの普及馬
    乗馬クラブにて乗用馬として活躍(体験、レッスンなど)
    ・お母さん馬として繁殖
    馬術で優秀な成績を残した場合、繁殖牝馬として
    ・観賞馬
    観光地などで引き馬や放牧
    ・余生、養老
    観光地などで放牧で集団行動を鑑賞
    ・伝統文化、祭事馬
    神馬として寺社に繋養、お祭りや流鏑馬など伝統行事
  • サラブレッドの能力別用途

    ・大人しく温厚
    普及用 練習馬
    ・音や背中や周りの動きに動じない
    セラピー
    ・歩様がきれいで体形が整っている
    馬場馬術
    ・障害飛越が得意
    障害馬術
    ・池や水に入ったりバンケットに乗ったりできる
    総合馬術
    ・競走馬として好成績を残し有名
    観賞用 放牧
ビワコリトレホースプ

※ 競走馬引退後、先行きが決まるまで当シェルターにて繋養することも可能です。

我々にできる事

それは再調教【リトレーニング】です。
サラブレッドがセカンドキャリアを掴むには競走馬を卒業して乗馬としての再調教が必要です。
その再調教を得意としているのが私達【馬術家】です。

リトレーニング

リトレーニング

サラブレッドはより速く走る事を最優先して生産、育成、調教されてきています。
その為、本筋とは異なる「人と遊ぶ」「ゆっくり歩く」「温厚に接する」などの事が得意でない馬たちが大半です。
これらを課題とし、乗馬としての調教する事を【リトレーニング】といいます。
リトレーニング後

リトレーニング後

リトレーニングが進むにつれて馬の特性が表れてきますので方向性を決定します。
そして、同じ志を持つ仲間と共に、セカンドキャリアを築いていきます。
リトレーニングフロー

日本では古来から祭事や神事で馬を活用する機会が多く伝統行事には欠かすことの出来ない存在です。

リトレーニング

Therapy horse

セラピーホース

ホースセラピーは、馬を活用した治療やセラピーのひとつで、一般的には心理的な健康やリハビリテーションの目的で行われます。
馬との関わり合いを通じて、体験者が自己認識やコミュニケーションスキルを向上させ、感情のコントロールやストレス軽減を促進します。
詳しくはコチラ